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ルカによる福音書 第 一 章 <戻る 進む>

筆者: ルカ.第1章3節のフットノート1を参照。
執筆年代: A.D.60年ごろ.使徒行伝が書かれる前(使徒1:1)。
執筆場所: おそらくカイザリヤ。パウロがカイザリヤで獄中にいた時であろう(参照、使徒23:33.24:27.27:1)。
受取人: テオピロ(ルカ1:3)。ルカ第1章3節フットノート2を参照。
主題:罪の赦しの福音―イエス・キリストが人・救い主であることを証明する

C

人-救い主の先駆者の誕生と少年期――1:57-80
1:57さて、エリサベツの出産の月が満ちて、彼女は男の子を産んだ。
1:58すると近所の人たちや親戚は、が彼女に対してのあわれみを大きく現されたことを聞いて、彼女と共に喜んだ。
1:59八日目になったので、幼子を割礼するために人々が来て、父の名にちなんでザカリヤと名づけようとした。
1:60しかし、彼の母は、「いいえ、彼をヨハネと名づけなければなりません」と言った。
1:61彼らは彼女に、「あなたの親戚のうちには、このような名のついた者はだれもいません」と言った。
1:62そこで、彼らは父親に、その子に何という名をつけたいのかと身振りで尋ねた。
1:63彼は書き板を持って来させ、「その名はヨハネ」と書いた。そこで、彼らはみな驚いた。
1:64すると、彼の1口はたちまち開き、その舌はゆるみ、彼は語り出してをほめたたえた。
1:65そして、彼らの周りに住んでいるすべての人に畏れが臨んだ.そしてユダヤの山地一帯に、これらの1事がすべて言い広められた。
1:66これを聞いたすべての人は、それを心にとめて、「この幼子はどんな者になるのだろう?」と言った。の御手が、まことに彼と共にあったからである。
1:67また、彼の父ザカリヤは、聖霊1満たされ、預言して言った、
1:68「ほむべきかな、イスラエルのであるご自身の民を訪れ、彼らのために1贖いを成し遂げ、
1:69のしもべダビデの家に、わたしたちのために1救いの角を起こされました.
1:70それは、2昔からの聖なる預言者たちの口を通して、1語られたとおりです.
1:71わたしたちの敵から、またわたしたちを憎むすべての者の手から救い、
1:72わたしたちの父祖に1あわれみを施し、2の聖なる契約を覚え、
1:73すなわち、がわたしたちの父祖アブラハムに誓われた1誓いを覚え、
1:74わたしたちが敵の手から救い出されて、
1:75生涯、の御前に1聖と義の中で、に恐れなく2仕えるようにしてくださいます。
1:76幼子よ、あなたも、いと高き方の預言者と呼ばれる.あなたは1に先立って行き、の道を2備え、
1:771罪の赦しによって、の民に救いの知識を与えます.
1:78わたしたちののあわれみ深い慈しみのゆえに、昇る1太陽が高い所からわたしたちを訪れ、
1:79暗やみの中に、また死の影の中に座っている者に輝き、わたしたちの足を平安の道へと導きます」。
1:80こうして幼子は成長し、1霊において強くなった.そして彼は、イスラエルに自分を現す日まで荒野にいた。

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