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マルコによる福音書 第 十四 章 <戻る 進む>


4

弟子たちに警告する――14:27-31
14:27イエスは彼らに言われた、「あなたがたはみな1つまずくであろう.『わたし羊飼いを打つ.すると、羊は散らされる』と書かれているからである。
14:28しかし、わたしは復活させられた後、あなたがたより先にガリラヤへ行く」。
14:29ペテロはに言った、「たとえ、みんながつまずいても、わたしはつまずきません!」
14:30イエスは彼に言われた、「まことに、わたしはあなたに言う.今日、今夜、鶏が二度鳴く前に、あなたは三度わたし1否むであろう」。
14:31しかし、彼は力を込めて言った、「たとえあなたと一緒に死ななければならないとしても、決してあなたを否みません!」。彼らもみな同じように言った。

5

ゲッセマネを経験する――弟子たちに目を覚まして祈るよう命じる――14:32-42
14:321それから、彼らはゲッセマネという名の場所に来た.そしてイエスは弟子たちに言われた、「わたしが祈っている間、ここに座っていなさい」。
14:33はペテロとヤコブとヨハネとを連れて行かれたが、1恐れおののき、深く苦悩し始められた。
14:34そして彼らに言われた、「わたしの魂はひどく悲しく、死ぬばかりである。ここにいて、目を覚ましていなさい」。
14:35そして少し進んで地にひれ伏し、できることなら、1この時が自分から過ぎ去るようにと祈られた。
14:36は言われた、「アバ父よ、あなたにはすべての事が可能です.この杯をわたしから取り去ってください.しかし、わたしのこころのままではなく、1あなたみこころのままになさってください」。
14:37そして、は戻って見ると、彼らは眠っていた。そこではペテロに言われた、「シモンよ、あなたは眠っているのか? あなたは一時間も目を覚ましていることができなかったのか?
14:38誘惑に陥らないように、目を覚まして祈っていなさい。霊は願っていても、肉は弱いのである」。
14:39はまた離れて行き、同じ言を言って祈られた。
14:40は再び戻って見ると、彼らは眠っていた.彼らの目が非常に重くなっていたからである。また彼らは、に何と答えてよいか、わからなかった。
14:41は三度目に来て、彼らに言われた、「あなたがたはまだ眠っているのか、休んでいるのか? もう十分である。時が来た.見よ、人の子は罪人の手に渡される。
14:42立て、さあ行こう.見よ、わたしを裏切る者が近づいて来た」。

IV

神の贖いを完成するための奴隷-救い主の死と復活――14:43-16:18

A

奴隷-救い主の死――14:43-15:47

1

捕縛される――14:43-52
14:43そしてすぐ、イエスがまだ話しておられる間に、十二人の一人であるユダが現れた.また彼と一緒に、剣やこん棒を持った群衆が、祭司長たち、聖書学者たち、長老たちの所から来た。
14:44イエスを裏切ろうとしていた者は、一同に「わたしが口づけする者がそのだ.を捕らえて、ぬかりなく引いて行け」と言って、あらかじめ合図を与えておいた。
14:45彼は来て、直ちにイエスに近づき、「ラビ!」と言って、親しげにに口づけした。
14:46そこで、人々はに手をかけて捕らえた。
14:47ところが、そばに立っていた者の1一人が剣を抜き、大祭司の奴隷に打ちかかって、彼の耳を切り落とした。
14:48イエスは彼らに言われた、「あなたがたは強盗に立ち向かうように、剣やこん棒を持ってわたしを捕まえに来たのか?
14:49わたしは毎日、あなたがたと一緒に1宮の中にいて2教えていたのに、あなたがたはわたしを捕らえなかった。しかし、聖書が成就されるように」。
14:50弟子たちはみな、を見捨てて逃げてしまった。
14:51ある若者は、素肌に亜麻布をまとってイエスについて来ていたが、人々は彼を捕らえた。
14:52しかし、彼はその亜麻布を残して裸で逃げた。

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