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ユダの手紙 第 一 章 <戻る 進む>

筆者: ユダ。彼はイエス・キリストの奴隷であり、ヤコブ(ヤコブの手紙の筆者)の肉親の兄弟であり、また主の肉親の兄弟である(1節とフットノート1)。
執筆年代: 本書で述べられている召会の堕落の状況が、ペテロの第二の手紙の第2章の状況と似ていることから、本書が書かれたのは、エルサレム陥落前のA.D.69年ごろ、ペテロの第二の手紙が書かれたのと同じ時期であろう。
執筆場所: はっきりと証明するのは難しいが、おそらくはエルサレムかユダヤの地。
受取人: 本書の内容がユダヤ人の語調であることから、ユダヤ人信者である。
主題:その信仰のための戦い

I

序言――召され、愛され、守られている人たちへ――1-2節
1:1イエス・キリストの奴隷で、1ヤコブの兄弟である1ユダから、なるの中で召され、愛され、イエス・キリスト2によって守られている人たちへ.
1:21あわれみと平安と愛とが、あなたがたに増し加わりますように。

II

その信仰のための戦い――3節
1:3愛する者たちよ、わたしは勤勉の限りを尽くして、わたしたちの1共通の救いについて、あなたがたに手紙を書き送ろうとしていた時、聖徒たちに一度限り伝えられたその3信仰のために2戦うようにと、手紙を書いて熱心に勧める必要を感じました。

III

背信の者の異端――4節
1:41というのは、ある者たちが2こっそりと忍び込んできたからです.彼らは4この裁きのために、昔から前もって3書き記されている不敬虔な者であり、わたしたちのの恵みを5ゆがめて6放蕩に変え、7わたしたちの唯一の主人でありであるイエス・キリストを否んでいるのです。

IV

背信に対する主の裁きの歴史的実例――5-7節
1:5あなたがたはすでにすべての事柄を知っていることでしょうが、わたしはあなたがたに思い起こさせたいのです.すなわち、1は民をエジプトの地から救い出し、2その後、信じない者たちを3破壊されました.
1:6また、1自分の地位を保つことをしないで、2自分の住むべき所を放棄した天使たちを、4大いなる日の裁きのために、永遠の束縛の中で、3暗黒の中に閉じ込めておられます.
1:7ソドムとゴモラとその周辺の町々は、これらの者と1同じように淫行にふけり、異なる肉を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受けて、見せしめにされました。

V

背信の者の邪悪と、主の裁きの下での刑罰――8-19節
1:8それなのに、1これらの夢見る者たちも同じように肉を汚し、2主権者を侮り、3威光ある者をののしっています。
1:9しかし1御使いの長ミカエルは、悪魔と口論し、2モーセの体について論争した時、3あえて彼に対してののしり裁くようなことをしないで、ただ「があなたを叱責してくださるように」と言ったのでした。
1:10しかし、1これらの者たちは、自分の2認識していないことをののしり、5理性のない4動物のように、3本能的に知っていること6によって、7腐敗させられていくのです。

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