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ヨハネによる福音書 第 十 章 <戻る 進む>


(4)

宗教の迫害――31-39節
10:31そこで、ユダヤ人はを石打ちにしようとして、再び石を取り上げた。
10:32イエスは彼らに答えられた、「わたしからの多くの良いわざを、あなたがたに示してきた.そのうちのどのわざのために、わたしを石打ちにしようとするのか?」
10:33ユダヤ人はに答えた、「あなたを石打ちにするのは、良いわざのためではない.冒とくしたからだ.また、あなたは人であるのに、自分としているからだ」。
10:34イエスは彼らに答えられた、「あなたがたの律法に、『わたしは言った、あなたがたは神である』と書かれているではないか?
10:35の言が臨んだ人たちのことを、『彼らは神々である』とは言われた.そして、聖書は廃棄されることができない.
10:36それなのに、が聖別して世に1遣わされたを、『わたし神の子である』と言ったために、『あなたは冒とくしている』と言うのか?
10:37もしわたしわたしのわざを行なわないなら、わたしを信じなくてもよい.
10:38しかし、わたしそれを行なっているなら、たとえわたしを信じなくても、そのわざを信じなさい.それは、わたしの中におられわたしの中にいることを、あなたがたが知るようになり、また知り続けるためである」。
10:39彼らはまたもイエスを捕らえようとしたが、は彼らの手から去って行かれた。

(5)

命が宗教を放棄することと、命の新しい立場――40-42節
10:401イエスは再びヨルダンを渡り、ヨハネが初めにバプテスマしていた所へ行って、そこにとどまられた。
10:41すると、多くの人がの所に来て言った、「ヨハネは何のしるしも行なわなかったが、ヨハネがこの人について言った事は、すべて真実であった」。
10:42そこでは、多くの人がの中へと信じた。

9

死んだ人の必要――命が復活させる――11:1-57

a

死んだ人と彼の必要――1-4節
11:1さて、一人の病んでいる人がいた.1ベタニヤ出身のラザロであり、マリヤとその姉マルタの村の人であった。
11:2このマリヤは、に膏油を塗り、自分の髪の毛での足をぬぐった者であって、彼女の兄弟ラザロが病んでいたのである。
11:3姉妹たちはイエスの所に使いを送って、「よ、ご覧ください.あなたの愛しておられる者が病気です」と言わせた。
11:4しかし、イエスそれを聞いて言われた、「この病気は死に至るものではなく、の栄光のためであり、神の子がそれによって栄光を受けるためのものである」。

b

人の意見の妨げ――5-40節
11:5イエスは、マルタとその妹とラザロとを愛しておられた。
11:6イエスは、ラザロが病気だと聞いてからも、なおその所に二日とどまられた。
11:7この後、は弟子たちに、「もう一度ユダヤへ行こう」と言われた。
11:8弟子たちは1言った、「ラビ、ユダヤ人があなたを石打ちにしようとしたばかりなのに、あなたはまたそこへ行かれるのですか?」
11:9イエスは答えられた、「昼は十二時間あるではないか? だれでも昼間歩けば、つまずくことはない.この世の光を見るからである。
11:10しかし、だれでも夜歩けば、つまずく.光がその人の内にないからである」。
11:11イエスはこれらの事を話した後、彼らに言われた、「わたしたちの友ラザロが眠っている.しかし、わたしは彼を起こしに行く」。
11:12弟子たちはに言った、「よ、眠っているのでしたら、1良くなるでしょう」。
11:13イエスはラザロが死んだことを言われたのであったが、彼らは、眠って休んでいることを言っておられるのだと思った。
11:14そこでイエスは、彼らにはっきり言われた、「ラザロは1死んだのだ。
11:15そして、わたしがそこに居合わせなかったことを、あなたがたのために大いに喜ぶ.それは、あなたがたが信じるためである.さあ、彼の所へ行こう」。
11:16そこで、1デドモと呼ばれるトマスが、仲間の弟子に言った、「わたしたちも行って、と一緒に死のう」。

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