旧約の予表では、なだめは罪を覆うことができるだけで(詩32:1)、罪を取り除くことはできませんでした。ですから、なだめをする祭司たちは日ごとに立って、同じいけにえをささげ(10:11)、決して座ることができませんでした。しかし御子は罪を取り除き(ヨハネ1:29)、そして一度限りで罪のきよめを達成されました。ですから、彼は永遠に座られたのです(10:10、12)。