使徒  28章9節
28:9 このことが起こってから、島の病気をしている他の者も、彼の所に来て1いやされた。
28章9節 フットノート1

嵐の海で、主は使徒を、同船の仲間たちを所有する者としただけでなく(27:24)、彼らの命を保証する者、彼らを慰める者ともされました(27:2225)。今や無事に陸上に着いて、主はパウロを、その迷信的な人々の目に魔術的な魅力のある者としただけでなく(3―6節)、彼を島の人たちにいやす者、喜びともされました(8―9節)。囚人としての長く不幸な航海の間中、主は使徒を優越性の中に保ち、思い煩いの領域をはるかに超えた生活をすることができるようにされました。この生活は、完全に威厳があり、最も卓越した神聖な特質を表現する人の最高水準の美徳を伴っていました。それは、何年も前に、主ご自身が地上で生きられたような生活でした。これは、神性によって豊かにされた人性の中で、再び地上で生きられたイエスでした! これは、すばらしい、卓越した、奥義的な神・人であり、彼は福音書の中で生き、彼の多くの肢体の一人を通して、使徒行伝の中で生き続けられました! これが、受肉し、十字架につけられ、復活し、神が高く上げられたキリストの生ける証しでした! パウロはその航海中、キリストを生きて、大きく表現しました(ピリピ1:20―21)。人々がパウロと仲間たちを大いに尊敬したのも(10節)、すなわち、最高の敬意と最高の配慮をもって尊敬したのも、不思議ではありません! 神に遣わされた大使は、人々から、そのような敬意と配慮を受けるはずです。


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