「ベタニヤ」は、「苦悩の家」を意味します。この時点で、主はユダヤ教の外におられました。彼の復活の命を通して、彼はベタニヤで一つの家を得られました。その所で彼は、祝宴を設け、安息と満足を持つことができました。この祝宴の家は、召会生活の縮図であり、召会の光景を描写しています。(1) 復活の命によって生み出された―ラザロ(11:43―44)。(2) 清められた罪人で構成されている―らい病の人シモン(マルコ14:3)。(3) 外側では苦悩している――ベタニヤ。(4) 内側では主の臨在の中で、主と共に祝宴にあずかっている(2節)。(5) 姉妹のほうが兄弟よりも多い(2―3節)。(6) さまざまな機能を持つ肢体がある。仕えている――マルタ、証しをしている――ラザロ、愛している――マリヤ(2―3節)。(7) 偽りの者―ユダによって汚される(4節)。(8) 宗教によって迫害される(10節)。(9) テストであり、人を暴露する(6、10節)。(10) 多くの信者をもたらす(11節)。
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