マタイによる福音書第5章から第7章で定められているものはすべて、天の王国の憲法として、天の王国の実際を構成しています。20節から49節(20―49節)で記されているものはすべて、神の子供たちの特性の原則であって、神から生まれ、彼の命と性質を持つ信者たちの振る舞いを管理し、計ります。それが語られた時、この部分全体は(24―26節と39節を除いて)、主を信じているユダヤ人のレムナントを指しています。性格の水準に関して、この部分に含まれている原則は、ユダヤ人がモーセから受けた律法にはるかにまさっています。